...元(もと)より道路改修の為とあれば止むを得ざるには似たれども...
芥川龍之介 「骨董羹」
...すなわち天皇を信奉するものとしからざるものの二集団に分かれ...
石原莞爾 「戦争史大観」
...因(よ)りて書(しよ)を讀(よ)まず又(また)學(まな)ばざるにて候(さふらふ)...
泉鏡花 「花間文字」
...浅薄なる正造の申すこと今日ほど信ぜざる事なし...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...必しも全然剖判説を容れざるには非ず...
高木敏雄 「比較神話学」
...説話のはじめの形には非ざる可し...
高木敏雄 「比較神話学」
...見るにしのびざるものがあったのである...
太宰治 「狂言の神」
...武士道は現代生活の根本精神とは一致せざるものである...
津田左右吉 「日本精神について」
...小さめの船を使わざるを得なかった...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「グローリア・スコット号」
...「イカにも老兄と川路らとは出処同じからざるゆえ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...要するに閣下は現在に於て眞の政府黨を有せざるのみならず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...一八〇〇年代の世紀末をかざる一つのモニュメントである...
中井正一 「現代美学の危機と映画理論」
...あしたの会見はこの判決に欠くべからざる材料である...
夏目漱石 「三四郎」
...かならずおびき出されるにちがいござるまい」「なるほど...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...結婚に対する最上の奨励は除去されざるを得ないのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...絶えざる意識化や...
三好十郎 「恐怖の季節」
...基督の品格を研究せざる...
山路愛山 「英雄論」
...我々はその相違のあまりにも著しいのに驚かざるを得ぬ...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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