...Tieck はわざわざこの村を尋ね...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...わたしは人一倍あなたをたよりにしてきょうもわざわざこんな所まで御迷惑を願ったりして...
有島武郎 「或る女」
...無礼をいわるるか? 竜胆寺小金吾の母! 亡夫竜胆寺妥女(やすめ)が妻! わざわざこちらより左近将監づれが家へ足をはこんできたさえあるに...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...雨の降った晩に此処で雑魚寝(ざこね)をしたことがあったでしょう...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...あいつ等は私をわざわざここまで連れ出したんだろう...
コナンドイル Arthur Conan Doyle 三上於莵吉訳 「株式仲買店々員」
...甘いとも苦(にが)いとも解らないような苦しい生活の紛紜(いざこざ)から脱(のが)れて...
徳田秋声 「あらくれ」
...請負工事の紛紜(いざこざ)で血生臭い喧嘩(けんか)に連累し...
徳田秋声 「縮図」
...または子供を背負った児娘(こむすめ)までが笊(ざる)や籠や桶(おけ)を持って濁流の中(うち)に入りつ乱れつ富裕な屋敷の池から流れて来る雑魚(ざこ)を捕えようと急(あせ)っている有様...
永井荷風 「日和下駄」
...その罪は禁断の場所で鵜を使って雑魚(ざこ)を捕ったどころの罪ではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...ひっかかったのが存外の雑魚(ざこ)だから...
中里介山 「大菩薩峠」
...そんな月並(つきなみ)を食いにわざわざここまで来やしないとおっしゃるんで...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...わざわざこのカフェーまでやってきたのだが...
橋本五郎 「殺人迷路」
...わざわざここまでやって来て...
久生十蘭 「キャラコさん」
...雑魚(ざこ)の魚交(ととまじ)り...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...ではその秋津と利根子との間に何かいざこざが起つたので利根子の心理が何時もと異つた風に廻転してゐるのであらうか...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...焼米(やきごめ)と雑魚(ざこ)とを供えてサンバイを祭った例があり...
柳田国男 「年中行事覚書」
...ひと口に云えない妙ないざこざがある...
山本周五郎 「新潮記」
...ここで雑魚寝(ざこね)といたそうか」「いいえ...
吉川英治 「私本太平記」
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