...富士山(ふじさん)(高(たか)さ三千七百七十八米(さんぜんしちひやくしちじゆうはちめーとる))であらう...
今村明恒 「火山の話」
...その度毎に參禪(さんぜん)をしてゐた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...金色燦然(こんじきさんぜん)たるコンパクトそのものである...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...これよりして人道の光輝は愈々(いよいよ)燦然(さんぜん)たるべきであるが...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...陽(ひ)を受けて燦然(さんぜん)と輝き...
太宰治 「新釈諸国噺」
...光輝さんぜんたる名優は少なくなった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...悲嘆の兩馬然(さんぜん)と...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...――一七〇〇年代の燦然(さんぜん)たるローマがピエモンテの野蛮の波に沈んでしまった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...参加しそこなって仲間にはいることができなかった全戦闘の燦然(さんぜん)たる光は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...粉壁朱欄(ふんぺきしゅらん)燦然(さんぜん)たる宮闕(きゅうけつ)の中(うち)...
永井荷風 「江戸芸術論」
...玄奘法師(げんじょうほうし)の錦襴(きんらん)の袈裟(けさ)が燦然(さんぜん)と輝き...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...燦然(さんぜん)たる警戒の閃(ひら)めきを認めなければならなかった...
夏目漱石 「明暗」
...參禪(さんぜん)してゐる人(ひと)もあると思(おも)ふと...
夏目漱石 「門」
...金色燦然(さんぜん)たる護摩壇は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...有一寶珠價値三千等(ういつはうしゆかちさんぜんとう)...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
...潸然(さんぜん)と...
吉川英治 「大岡越前」
...各さんぜんたる鎧(よろい)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その燦然(さんぜん)たる雲の衣裳を地平線のうえに脱ぎすて...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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