...科学の歴史の上に限りなく燦然(さんぜん)と輝くことでもありましょう...
石原純 「グレゴール・メンデル」
...青く鮮麗(あざやか)に燦然(さんぜん)として...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...その度毎に參禪(さんぜん)をしてゐた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...金色燦然(こんじきさんぜん)たるコンパクトそのものである...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...なにやら異様に燦然(さんぜん)たる黄金色(おうごんしょく)のものが光ってみえるではないか...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...金色燦然(こんじきさんぜん)たるあの夕やけの空の景色...
高神覚昇 「般若心経講義」
...たとえ硝子(ガラス)でも燦然(さんぜん)たる光のせいで...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...燦然(さんぜん)たる知力...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...粉壁朱欄(ふんぺきしゅらん)燦然(さんぜん)たる宮闕(きゅうけつ)の中(うち)...
永井荷風 「江戸芸術論」
...その煤けた古色の間から燦然(さんぜん)と現われているところを見れば...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼(かれ)は今朝(けさ)も亦(また)とくに參禪(さんぜん)を濟(す)ました後(のち)...
夏目漱石 「門」
...提灯と手燭の灯を受けて燦然(さんぜん)として眼を射たのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...有一寶珠價値三千等(ういつはうしゆかちさんぜんとう)...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
...奧羽地方(おううちほう)では更(さら)に下(くだ)つて四千七百尺(しせんしちひやくしやく)から三千五百尺(さんぜんごひやくしやく)の高(たか)さまでになり...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...海拔(かいばつ)三千五百尺(さんぜんごひやくしやく)あたりのところへ來(き)ますと...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...あるものは燦然(さんぜん)と輝いて沈められてあるのであった...
室生犀星 「幻影の都市」
...潸然(さんぜん)と涙の下る瞳をとじていたが...
吉川英治 「上杉謙信」
...そして貴人のために特に備えてあるかのような金碧燦然(きんぺきさんぜん)な椅子(いす)に倚(よ)った...
吉川英治 「新書太閤記」
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