...弁舌もさわやかな頭のいい女だった...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...すっかりさわやかな日和(ひより)となって...
高村光太郎 「山の秋」
...わざとさわやかな朝の時間を選んだのであった...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...さわやかな朝日の光線は深く谷の中までさし込んで来た...
田山花袋 「耶馬渓の一夜」
...外で神様のさわやかな空気(くうき)を吸(す)う時(とき)なんかに……...
ロマン・ローラン 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そしてさわやかな刺戟が全身に伝わって...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...さわやかな声でいいました...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...幾分弁舌のさわやかなジーベルが先づ怖る/\と出張つて言訳を述べると...
牧野信一 「三田に来て」
...併し夏に比すると頭脳にしまりがあって精神がさわやかな時が多いので夏程に煩悶しないようになった...
正岡子規 「死後」
...さわやかな秋の時計の盤面には...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...さわやかな秋の時計の盤面には...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...」明るくたのしくみんなの声はひびきみんなはそのそらの遠くからつめたいそらの遠くからすきとおった何とも云えずさわやかなラッパの声をききました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...さわやかな匂(におい)...
宮沢賢治 「虔十公園林」
...空気がさわやかな匂(にお)いに満たされた...
山本周五郎 「青べか物語」
...さわやかな空気が...
山本周五郎 「山彦乙女」
...あなたの苦境は見捨てますまい」陳大夫のさわやかな弁に呂布は酔えるが如く聞き入っていたが...
吉川英治 「三国志」
...彼のさわやかな弁に...
吉川英治 「私本太平記」
...このさわやかな心持を誰に話そう? ……...
吉川英治 「親鸞」
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