...爽(さわやか)に薄紅(うすくれなゐ)なるに...
泉鏡太郎 「大阪まで」
...」と爽(さわやか)な声で答えた...
泉鏡花 「婦系図」
...けさのさわやかさ...
種田山頭火 「行乞記」
...さわやかな風はみちわたり...
壺井栄 「二十四の瞳」
...野の匂いの沁(し)みたさわやかな身体のまま...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...海のさわやかな潮の香りを撒き散らしているようでした...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...残暑は全く去って単衣(ひとえ)の裾(すそ)はさわやかに重ねる絽(ろ)の羽織の袂(たもと)もうるさからず...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...連日風冷なる故心地さわやかならず...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...あのさわやかな鐘の音が眞夜中を報じてしんしんと鳴り響くのであらう...
「修道院の秋」
...気がさわやかになり...
新渡戸稲造 「自警録」
...お力と呼ばれたるは中肉の背恰好すらりつとして洗ひ髮の大嶋田に新わらのさわやかさ...
樋口一葉 「にごりえ」
...健康そのもののような爽(さわやか)な印象を与える...
久生十蘭 「あなたも私も」
...人生を鋭利なナイフで切ってその断面を見せたというようなさわやかな感じがある...
平林初之輔 「ルヴエルの『夜鳥』」
...お午の十二時の食卓を囲んで健やかな大勢のきようだいが談笑にふけつてゐるさまを至極さわやかな筆致で淡々と描いたスケツチ風のもので人物の名前なども在りのまゝに「善九郎さん」「十郎さん」といふようになつてゐて...
牧野信一 「「三田文学」と巌谷夫人」
...」明るくたのしくみんなの声はひゞきみんなはそのそらの遠くからつめたいそらの遠くからすきとほった何とも云へずさわやかなラッパの声をききました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...」明るくたのしくみんなの声はひびきみんなはそのそらの遠くからつめたいそらの遠くからすきとおった何とも云えずさわやかなラッパの声をききました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...手に取るとさわやかに川水が匂うようであった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...さわやかにお受けとのみ思いのほか...
吉川英治 「私本太平記」
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