...さらりとしたもので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...さらりとしたものでございました...
太宰治 「右大臣実朝」
...さらりとしたもので...
中里介山 「大菩薩峠」
...スケッチ風のさらりとした句で...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...さらりとした薄い粉白粉(こなおしろい)と...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...淡白なさらりとした大変にいい気質の人だけれど...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...さらりとした児太郎の顔は...
室生犀星 「お小姓児太郎」
...日が昏(く)れかけると男はさらりとした着換えをすましたころ...
室生犀星 「香爐を盗む」
...且つ麻などのようなさらりとした材料を使わなくなった結果...
柳田国男 「木綿以前の事」
...……会えたら会おう」沢庵はさらりとしたもの...
吉川英治 「宮本武蔵」
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