...これを曝物(さらしもの)に...
マルセル・シュヲブ Marcel Schwob 上田敏訳 「浮浪学生の話」
...そして腕や足丈けを方々へさらしものにして...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...だが顔丈けはさらしものに出来ない...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...そこにさらしものになっているのかと思われた...
江戸川乱歩 「影男」
...そこにさらしものになっているのかと思われたが...
江戸川乱歩 「影男」
...數日街上に晒者(さらしもの)の刑に處せられたと云ふ新聞記事を十數年前に讀んだことさへある...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...くしざしにしてさらしものにせよとの御じょうとありましては...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...私も度々この『さらしもの』を見たことであった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...橋際(はしぎわ)へ晒者(さらしもの)になっている二人の男女があって...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...しかも梟物(さらしもの)になって...
中里介山 「大菩薩峠」
...梟物(さらしもの)が出来あがるんだよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...大勢の見るところの書画会かなにかへ持って来てさらしものにすると...
中里介山 「大菩薩峠」
...素裸を社会公衆の前にさらしものにして...
中里介山 「大菩薩峠」
...サッと玉の肌をさらしものにしたのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...人を噬(か)んだ犬を晒者(さらしもの)にする刑罰があるかと思えば...
穂積陳重 「法窓夜話」
...湯村は晒者(さらしもの)になつたやうに思つて蒼白い額を両手に抑(おさ)へた...
眞山青果 「茗荷畠」
...大勢の前にさらしものにしてしまった!偉大なる運は偉大なる隷従なり(セネカ)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その首級(しゅきゅう)も河原(かわら)の獄門(ごくもん)にさらしものとなった...
吉川英治 「神州天馬侠」
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