...王女はじつに目のさめるようなうつくしさで...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「旅なかま」
...「君茶がさめるからやってくれ給え...
伊藤左千夫 「浜菊」
...目もさめるような絵具がふんだんに使ってあって...
海野十三 「鬼仏洞事件」
...それをカバンにおさめるついでに...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...そう思うと何だかお座がさめるのであった...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...朝目がさめるとながいあいだの習慣にしたがって睡後のけだるさが心臓から指の先まですっかりきえてしまうまでは静(しずか)に床のなかに仰臥している...
中勘助 「島守」
...さめるまでのことだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...よいからさめるかもしれません...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...机の曳出しからピストルを取出してポケットにおさめると...
久生十蘭 「魔都」
...」「オイオイ君ソップがさめるヨ...
正岡子規 「初夢」
...なかば疑うようにそしてなかば父親をなぐさめるように言った...
室生犀星 「後の日の童子」
...或る夜ふっと眼がさめると...
山本周五郎 「寒橋」
...翡翠(ひすい)とも琅(ろうかん)ともくらべ難い眼のさめるような美しい色をしていた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...鞘(さや)へおさめるのにひまがかかった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...やがて戟をおさめると...
吉川英治 「三国志」
...黄口の豎子(じゅし)にすら及ばんというか」馬良はこれ以上いさめる語を知らなかった...
吉川英治 「三国志」
...なぐさめる言葉もなく...
吉川英治 「新・水滸伝」
...なぐさめる言葉が出なかった...
吉川英治 「平の将門」
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