...女と真夜中の雑木山をさまよううちにふっと抱いた殺意かもしれない...
海野十三 「探偵会話 下駄を探せ」
...夜中(やちゅう)他人の邸内をさまよう曲者...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...東洋の港から港をさまようていると云ったのですよ...
田中貢太郎 「港の妖婦」
...死生の境をさまようてゐる...
種田山頭火 「行乞記」
...幽霊のようにふら/\とさまようた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...風と一緒に宇宙に淋しくさまようようになりました...
豊島与志雄 「一つの愛情」
...うろつきさまようかのような...
中井正一 「地方文化運動報告」
...難にあってさまよう霊魂のために...
中里介山 「大菩薩峠」
...但しは九泉幽冥の巷(ちまた)にさまようているか...
中里介山 「大菩薩峠」
...棺巻(かんまき)の着物をかかえてさまようた怪物...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼のさまよう世界のいずこも広野原...
中里介山 「大菩薩峠」
...仏頂寺弥助の亡霊がさまよう越中の山境へも出でず...
中里介山 「大菩薩峠」
...さまようまなざしをいくらか引きとめるのだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...今宵(こよい)からいずくを迷いさまようのだろうか...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...東京市中をさまようているのである...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...一様に阿鼻叫喚の巷(ちまた)にさまようた...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...さまよう自分の旅ごころこそ実の世界...
横光利一 「旅愁」
...何をさまようているか...
吉川英治 「三国志」
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