...これを政府の手にて売捌(うりさば)くことなし...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...草花(くさばな)...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...小虎の為に簡単に捌(さば)かれたので有った...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...じょうずに取りさばいてくださることを信じます」「じゃ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...報罪は全く自発的のもので罪ある者自ら自分を裁(さば)き自分にそれを課するのである(報罪の coulpe と罪ある者の coupable は同じ語原である)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...芝日蔭町(しばひかげちょう)に鯖(さば)をあげるお稲荷様があるかと思えば駒込(こまごめ)には炮烙(ほうろく)をあげる炮烙地蔵というのがある...
永井荷風 「日和下駄」
...」「検査場(けんさば)のすぐ手前よ...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...こちらのわやわやをどう捌(さば)くか...
中里介山 「大菩薩峠」
...お前でも裁(さば)けるだらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...物々しい紙挾みと嵩張(かさば)った白い大きな角封筒を...
久生十蘭 「キャラコさん」
...この仕入れに損を蒙(こうむ)りかの売捌(うりさば)きに益を取り...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...卑民これを殺さば必ず礼を以て火葬し...
南方熊楠 「十二支考」
...明らかにましまさばこの憂(うれ)いを息(やす)めたまえ」住吉(すみよし)の御社(みやしろ)のほうへ向いてこう叫ぶ人々はさまざまの願を立てた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...またしばしたもとほり物言ひ交さばや...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...老人ののさばることは...
山浦貫一 「老人退場説」
...あの刀さばきは凡手では不可能だ...
山本周五郎 「花も刀も」
...お裁(さば)きに困るようなことは仕(つかまつ)りません」「ははは...
吉川英治 「新書太閤記」
...いずれ再度――」すたすたと奥へ衣(きぬ)さばきを切って行った...
吉川英治 「親鸞」
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