...重大であるか否かはさておき...
伊丹万作 「映画と音楽」
...それはさておき、チャンウーは鉛筆片手に、字引きと首っぴきで、黄金メダルの裏面(りめん)にかいてある、スペイン文字の翻訳(ほんやく)をはじめた...
海野十三 「少年探偵長」
...それはさておき、今日も今日とて、見舞いにきてくれた五少年をあつめて、戸倉老人が楽しそうに昔の思い出を語っているところへ、やってきたのが秋吉警部...
海野十三 「少年探偵長」
...それはさておき、ニーナは、にんまりと嘲笑(ちょうしょう)をうかべたのち、こんどは房枝の手をとって、「ねえ房枝さん...
海野十三 「爆薬の花籠」
...それはさておき、その翌日、今度は代々木の怪アトリエから程遠からぬ、O村の西妙寺(せいみょうじ)というお寺の墓地に、引続いて発掘が行われた...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...思惑買いはさておき...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...それはさておき、この種の国内統一運動が切札になるのを見ると、さすがに国家的非常時であることを思わせるとともに、それほど不一致不統一が気にならねばならぬような根本的事情が国家内部に横たわっていることをも、また思わせずにはおかない...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...それはさておき注目すべきものは...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...九州地方はさておき...
中里介山 「大菩薩峠」
...文久二年正月の坂下門(さかしたもん)事件(それと関連せる輪王(りんのう)寺擁立挙兵策・一橋擁立挙兵策など)に連座・獄死した下野(しもつけ)義徒の中心には、宇都宮(うつのみや)の呉服商菊池教中(きくちのりなか)、大橋訥庵兄弟がおり、翌文久三年には渋沢栄一が藍玉の売上金で武器を蒐め、一味とともに桃井儀八の沼田城乗取(のっとり)策に応ぜんとするなど、水戸はさておき、とかく関東不穏の有力な震源地は、織物業中心地帯と関連していた...
服部之総 「志士と経済」
...思考する実体(精神)の同一性の形而上学的問題はさておき...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...そこで、私は、何はさておき、娘の籍をこしらえておかねばならんと考えたのです...
平林初之輔 「秘密」
...軍事戦略はさておき...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...それはさておき、言えることは確実にどこかに謎がある...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...むかし二晩行ったことがありますし、興奮して熱くなりましたが、それはさておき、危険はありません」「それを聞いて安心した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...それはさておき、このお出迎いの御挨拶が一通り済むと、マネージャーが私に耳打ちをするのでした...
三浦環 「お蝶夫人」
...それはさておき、翌晩一人の駕屋が手ぶらで網屋へ入り、奥にいる玄蕃に会って、夕方から二人連れの虚無僧が、小淵の不動院を出てこの宿へ向って来ると告げて行った...
吉川英治 「剣難女難」
...別行から――閑話休題(それはさておき)と...
吉川英治 「随筆 新平家」
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