...貴方のお指図(さしず)をうけません...
海野十三 「振動魔」
...明智先生のさしずがあったからです...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...だから、我々はさしずめ、この変てこな石膏像を調べて見なくてはなるまいね...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...」中村警部のさしずで...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...声をかぎりにさしずをして...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...明智先生のさしずで...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...おばあさんは二人のねどこをさしずし...
壺井栄 「柿の木のある家」
...調べ吟味の指図役(さしずやく)に廻っていると...
中里介山 「大菩薩峠」
...さしずめフィールデンの努力が無駄になったようだったが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...源氏自身が何かと指図(さしず)をして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大体のことは皆源氏が親らしくしてする指図(さしず)で運んでいった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...江戸からの指図(さしず)によって...
森鴎外 「阿部一族」
...さしずめ私も蜂にいろんな名をつけて...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...さしずめ、その恩賞(おんしょう)として、一万石(ごく)や二万石(ごく)のご加増はあってしかるべしであろうといわんばかり...
吉川英治 「神州天馬侠」
...秀吉はみずから場所をさしずして...
吉川英治 「新書太閤記」
...初めから宋江のさしずであったのはいうをまつまい...
吉川英治 「新・水滸伝」
...おさしずでござりましたやら」「ええい...
吉川英治 「平の将門」
...さしずめ適当な職業は見つからなかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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