...ささやかな隠宅(いんたく)を建(た)ててくださいました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...」とささやかれるのですから...
江戸川乱歩 「天空の魔人」
...ささやかな食事がはじまった...
大阪圭吉 「闖入者」
...もれるくらいのささやかな家でございまして...
太宰治 「男女同権」
...ささやかな一つの現象の記録というほかには意味はない...
寺田寅彦 「柿の種」
...或いはささやかなるいなかの神社の片隅などから生れて...
中里介山 「大菩薩峠」
...今ささやかなる寺と...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分のした仕事のうちの最もささやかなことの仕事の一つに...
中里介山 「大菩薩峠」
...あのささやかな洋館(やうくわん)は日本麻雀道(にほんマアジヤンだう)のためには記念保存物(きねんほぞんぶつ)たる價値(かち)を持(も)つてゐるかも知(し)れない...
南部修太郎 「麻雀を語る」
...ささやかな好意でした...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...ささやかな私の自慢だと思っている...
野村胡堂 「胡堂百話」
...この意味もなく見えるささやかな事件を押し包んで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...たまにささやかな金がはいって...
林芙美子 「新版 放浪記」
...それによって生じるささやかだが好ましい環境が生まれることを...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...もう一つのささやかな人生と...
堀辰雄 「生者と死者」
...それから家へ戻ってささやかな披露の酒もりをしている間も...
三好十郎 「樹氷」
...ささやかな蓄(たくわ)えを...
吉川英治 「親鸞」
...ささやかな舟世帯は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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