...その合流点にささやかな...
石川欣一 「可愛い山」
...どもりながら物語るささやかな一挿話である...
太宰治 「佳日」
...ささやかな仕事を始めることになった...
豊島与志雄 「小説集「秦の憂愁」後記」
...ささやかな小人数ながら...
豊島与志雄 「立札」
...最近そういうささやかな歓びとは...
中谷宇吉郎 「身辺雑記」
...ささやかなレジスタンスである...
野村胡堂 「胡堂百話」
...この男は勇太郎という湯島のささやかな炭屋の亭主で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ささやかな葬儀を以てこの事件は終ったのです...
浜尾四郎 「途上の犯人」
...ささやかな仕事に対して...
原民喜 「災厄の日」
...それによって生じるささやかだが好ましい環境が生まれることを...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...この平和な夢にみちたささやかな場所では...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...こんなささやかなものだけで私達がこれほどまで満足していられるのは...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...家はささやかな書籍商...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...最後に一つの名をささやかんそは...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「かなしき女王」
...彼はおそらくその改善に努めているささやかな智能を破壊してしまうであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...あるささやかな程度まででも愉快に過ごすためには...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...熱情的な愛をささやかれていて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...のみならず、君の欲する女性を共に城中から奪って、水滸(すいこ)の平和郷に、ささやかだが、新しい一家庭を、君のために贈ろう...
吉川英治 「新・水滸伝」
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