...おとよはもとより苦痛に身をささえかねている...
伊藤左千夫 「春の潮」
...それは彼女をささえる力がないのだ...
江戸川乱歩 「影男」
...ささえられたる北風に...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...アルカージナ (仰天して)ペトルーシャ! (懸命に彼をささえながら)ペトルーシャ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...時には莫大な重量のものを持ち上げて背中にささえた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ウーゴモンはなおささえてはいたが焼かれており...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...八十三人の一隊を提げて二時間の間敵軍の攻撃をささえたあの墓地に...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...天使は怪物によりかかって身をささえていたではないか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...二人の体は寒ささえ感じなくなり...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...片手を把手(とって)にかけて身体(からだ)をささえ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...そのときその一組の男女の生活の健全なささえは...
宮本百合子 「結婚論の性格」
...淋しささえやっぱり可愛いと思います...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...はだ寒ささえ感じられる...
山川方夫 「暑くない夏」
...それを抱きささえ...
吉川英治 「私本太平記」
...ささえ難い自解の物音を...
吉川英治 「私本太平記」
...わずかなまを持ちささえていた...
吉川英治 「私本太平記」
...誰か一人が鉤(かぎ)から外(はず)した鎧櫃(よろいびつ)をささえきれずに...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その腰をささえていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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