...そして寝床の上に半身を肘(ひじ)にささえて起き上がった...
有島武郎 「或る女」
...からだをささえているわ...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」
...ぶるぶるふるえる両手に一つの黒い箱をささえて少佐にさしだした...
海野十三 「怪星ガン」
...両手でからだをささえながら...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...オランダの海をささえる堤防が破壊され...
寺田寅彦 「柿の種」
...死をはいらせないようにと自分の身で扉(とびら)をささえねばならなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そのけがした腕をささえてやりながら...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...間諜が醜業をささえる柱となって衆人を侮辱しながらかえって衆人を侮辱しながらかえって衆人を笑わせること...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ある美しささえ持っています...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...そしてその人たちがその時代の文化をささえはじめるのである...
中井正一 「美学入門」
...布団の重ささえ骨にひびく...
永井隆 「この子を残して」
...彼の勝ちほこった大軍をささえているのにおん眼をとめられた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それだけ重荷をささえる力がよわい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...うとうとと眠りにひきこまれようとする者の感じる・あの心地よささえ交った・ものであった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...休む時にはそれで背の荷をささえる...
柳田国男 「母の手毬歌」
...とても尊氏の兵力はささえきれなかったにちがいない...
吉川英治 「私本太平記」
...主(あるじ)なき浜松の小城一つを持ちささえていたものだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...ささえ上げるためには...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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