...そのためはりさけてしまいました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「赤いくつ」
...メリメリッとさけて...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「年とったカシワの木のさいごの夢」
...お城は、上から下までひびがいって、さけていました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」
...私はたとへ口がたてにさけても左様(さよう)のこと申せし覚えこれなく候故...
伊藤野枝 「書簡 蒲原房枝宛」
...この部屋でたしかに人のいる気配(けはい)と物音がした」「あれはすぐ消えて見えなくなるのじゃないですか」幽霊は――というのをさけて...
海野十三 「四次元漂流」
...泣く/\難をこの山にさけて...
大町桂月 「冬の榛名山」
...ハリーは丁寧に片側に身をさけて言つた...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...傘でその打撃をさけて...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...肉食をさけて米や粗末なパンや木の実を好んで食べ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...少し遠くに身をさけて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...人目をさけてひとつところによどんでしまう...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...面倒だとさけてしまう――じつは自分が人みしりの子供の親に恥じない資格をもっているせいでもあるでしょうが――私はそのようなことを子供の罪を問題にしない...
羽仁もと子 「おさなご」
...五月から十月へかけての雨期をさけて...
林芙美子 「浮雲」
...姿形(すがたかたち)のうるはしきのみならで心(こゝろ)ざまのやさしさ情(なさけ)の深(ふか)さ絲竹(いとたけ)の道(みち)に長(た)けたる上(うへ)に手(て)は瀧本(たきもと)の流(なが)れを吸(く)みてはしり書(がき)うるはしく四書五經(ししよごけい)の角々(かど/″\)しきはわざとさけて伊勢源氏(いせげんじ)のなつかしきやまと文(ぶみ)明暮(あけくれ)文机(ふづくゑ)のほとりを離(はな)さず...
樋口一葉 「別れ霜」
...わざと浜子の部屋のあたりをさけて...
三宅花圃 「藪の鶯」
...同時に従来の特権勢力の溜りである自由党もさけて...
宮本百合子 「現代史の蝶つがい」
...この間うちは人の集るようなところ随分さけて居りました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...すべて目に立つ行為をさけて生活した...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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