...川の支流をさかのぼることになるのだが...
岩野泡鳴 「鹽原日記」
...ドンナイ河をさかのぼること六十キロのところにある...
海野十三 「火薬船」
...もっとずっと古代までさかのぼることができる...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...医療費を催促しない医者白老川をさかのぼること約14粁...
知里真志保 「生きているコタンの銅像」
...俳句の季題と称するものは俳諧の父なる連歌を通して歴史的にその来歴を追究して行くと枕草子や源氏物語から万葉の昔にまでもさかのぼることができるものが多数にあるようである...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...おそらく芭蕉以前かなり遠い過去にさかのぼることができるであろうということは...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...十六世紀まで家系をさかのぼることができた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...原因にさかのぼることなく結果をのみ考察するこの一派は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その流れは市之瀬橋で急角度に北転してさかのぼること二〇キロ余り...
細井吉造 「二つの松川」
...――すなわち孔明出廬のときよりさかのぼること六年前である...
吉川英治 「三国志」
...三江をさかのぼること七...
吉川英治 「三国志」
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