...おさおさあの赫夜姫(かぐやひめ)にも御劣りになりはしますまい...
芥川龍之介 「邪宗門」
...なぜに川丘みどりが真蒼(まっさお)になってから...
海野十三 「麻雀殺人事件」
...まっさおになってふるえあがってしまいました...
江戸川乱歩 「大金塊」
...」顔が真蒼(まっさお)でした...
太宰治 「ろまん燈籠」
...同じく十五年には麻苧(あさお)を仕入れている...
外村繁 「澪標」
...ふと老人は鶴子が操(みさお)を破ったのはあるいは放蕩無頼(ほうとうぶらい)な倅に欺(あざむ)かれたためではないかという気がした...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...女にも見まほしいといったような優男(やさおとこ)には見えるが...
中里介山 「大菩薩峠」
...棹(さお)をひかえて...
中里介山 「大菩薩峠」
...空が真蒼(まっさお)に透き通っていた...
夏目漱石 「それから」
...「けさお前は何をしていたんだ」「いつもの通り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...優男(やさおとこ)というと当らない...
久生十蘭 「南部の鼻曲り」
...操(みさお)と言うことを壊されてしまった女とが...
水野葉舟 「遠野へ」
...(さお)で岸を一押し押すと...
森鴎外 「山椒大夫」
...棹取(さおとり)...
夢野久作 「斜坑」
...用意おさおさ怠りなく...
吉川英治 「三国志」
...いきなり竿(さお)をビシビシと折って...
吉川英治 「神州天馬侠」
...権之助は棹(さお)を持ち...
吉川英治 「宮本武蔵」
...水底を竿(さお)で掻(か)き回しているのである...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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