...種々の温度における種々の酒精と水の割合の混合物の強さおよび比重の表が作られていて...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...沙翁(さおう)の「ハムレット」の註釈書でもなし...
太宰治 「新ハムレット」
...揖(さお)の代りにして...
直木三十五 「近藤勇と科学」
...竹の棹(さお)を以てする絵の如き渡船はない...
永井荷風 「日和下駄」
...朝山袈裟雄(けさお)というあまり上手でない絵描きです...
野村胡堂 「古城の真昼」
...御苦労様で――」出迎えた番頭の総助(そうすけ)の顔は真(ま)っ蒼(さお)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...僕はさもいい気もちそうに佐保路(さおじ)に向い出した...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...真蒼(まっさお)な顔をしてうずくまっていた...
水上滝太郎 「九月一日」
...まっさおになってイスから立ちあがっている)おそろしい……地獄……じ...
三好十郎 「その人を知らず」
...上越後地方にはまた標(しるし)の竿(さお)という風習があった...
柳田國男 「地名の研究」
...早乙女(さおとめ)を一家の外からも頼んでくる...
柳田国男 「木綿以前の事」
...そして妻のみさおは妊娠していた...
山本周五郎 「季節のない街」
...棹(さお)を入れてみると...
吉川英治 「魚紋」
...真青(まっさお)に水苔(みずごけ)さびたその石櫃(いしびつ)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...棹(さお)さして岸へ帰って来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...竿(さお)のように長い...
吉川英治 「宮本武蔵」
...権之助は棹(さお)を持ち...
吉川英治 「宮本武蔵」
...顔色も真蒼(まっさお)になったルパンはいきなりジルベールの肩を掴んで...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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