...おさおさあの赫夜姫(かぐやひめ)にも御劣りになりはしますまい...
芥川龍之介 「邪宗門」
...行くんなら僕も連れてってえ!」兄の竜介はまっさおな顔で...
梅崎春生 「狂い凧」
...まっさおになって倒れていました...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...まっさおな顔になって...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...顔色がまっさおにかわって...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...蒼青(まっさお)になって...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...用心おさおさ怠(おこた)りない」「良い気なものだ」「ところで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お茶の水橋はまっさおな間に...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...では暑さお大切に...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...真青(まっさお)になった笏の顔をまともに見上げた...
室生犀星 「後の日の童子」
...先生さお話申したような訳でして...
矢田津世子 「凍雲」
...明(あ)きの方から早乙女(さおとめ)が参ったといったり...
柳田国男 「こども風土記」
...上手に竿(さお)をはねると二丈三丈の青空まで...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...ブルがまっさおになってきた...
山中峯太郎 「小指一本の大試合」
...千曲川の北岸から此方へ棹(さお)さしてきた...
吉川英治 「上杉謙信」
...「…………」無言で振りかえった二官の面(おもて)は真っ蒼(さお)です...
吉川英治 「江戸三国志」
...竿(さお)立ちになった...
吉川英治 「三国志」
...どうしたんだい?真蒼(まっさお)じゃないか』『真蒼……でしょう?……ホントに吃驚(びっくり)しました……』ビクトワールはベタリと椅子に腰をかけて...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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