...今に増給のご沙汰(さた)があろぞ...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...こちらからは十月末まで何のご沙汰(さた)もなく打ち過ぎました...
夏目漱石 「私の個人主義」
...お上のご沙汰をまっております...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...あすにもご沙汰があると...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...関白の基房を通じて法皇のご沙汰をねがった...
久生十蘭 「無月物語」
...右人員ことごとく土着させたく存じ候間――ご仁恤(じんじゅつ)のご沙汰(さた)なされたく伏して仰ぎ望み奉り候...
本庄陸男 「石狩川」
...千載一遇の機会だからすぐ現地へ行って発光現象を徹底的に調査して貰いたいと言うご沙汰...
武者金吉 「地震なまず」
...まだ漢朝から何らのご沙汰がくだらないので...
吉川英治 「三国志」
...ともあれご沙汰を相待つべし――と仲達を控えさせておいて...
吉川英治 「三国志」
...御岳(みたけ)の軍学大講会(ぐんがくだいこうえ)の総奉行(そうぶぎょう)を申しつくるというご沙汰(さた)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...彼へのご沙汰をも注目していたものだったが...
吉川英治 「源頼朝」
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