...そのためにご子息壮二君を人質(ひとじち)としてつれてかえりました...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...かつてのよしみでできうる限りこのご子息を見守っておりました...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「三枚の学生」
...それからカニンガム氏とご子息にお会いして話を...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「ライギット・パズル」
...ご子息も同様で、ふたりの説明は一致しています...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「ライギット・パズル」
...なぜなの?」「秋川さんのご子息が...
久生十蘭 「あなたも私も」
...「きょう秋川さんが、おみえになっていらっしゃるんでしょ?」秋川の名をいうと、ボーイ長は、とたんに謹んだようすになって、「ダイニングで、食事をなすっていらっしゃいます」「おひとり? おふたり?」「いつものように、ご子息さまと、それから、お客さまが、おひと方……なんでしたら、あちらへ?」「ここでお待ちするわ……愛一郎さんを、ちょっと、どうぞ」「あなたさまは?」「鎌倉の飯島、と言ってください」ボーイ長は会釈をして、食堂のほうへ行くと、すぐ愛一郎がラウンジへ出て来た...
久生十蘭 「あなたも私も」
...なにもかも後の祭りで……御本宅の奥さまとご子息さまが七時三十五分の浜松行にお乗りになったそうですから...
久生十蘭 「肌色の月」
...ずうっと大池さんといっしょにいらした……奥さまやご子息さまも...
久生十蘭 「肌色の月」
...ご子息はそれがしの郷里...
吉川英治 「黒田如水」
...はや嫁君を迎えてよいご子息がおありですから...
吉川英治 「三国志」
...「お宅のご子息ですか」「いえ...
吉川英治 「三国志」
...ご子息へはもう不肖(ふしょう)の武芸はのこりなくご教授申しあげた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...いまあちらへ行ったお三人は誰なのか」「祝氏のご子息がただろう...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ご子息がたへ、紹介する」そのあいさつ、儀礼もあって、当夜の晩餐(ばんさん)には、めずらしく当主祝朝奉(しゅくちょうほう)までが席に姿を現わした...
吉川英治 「新・水滸伝」
...小松殿のような賢者のご子息でありながら...
吉川英治 「源頼朝」
...あんな人格者である老先生が選んだご子息の許嫁ではないか...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...江漢老人のご子息の許嫁(いいなずけ)であり...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...江漢老先生のご子息と思えばこそじゃ...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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