...それで甚(はなは)だ迷惑であるからご免を蒙(こうむ)りたいといって再三辞退を申したけれども...
大隈重信 「国民教育の複本位」
...いやご免ご免、堪忍(かに)しておくれ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...コースチャ?トレープレフ ご免なさい...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...まっぴらご免……(退場)ピーシチク 久しくごぶさたしましたなあ……奥さん……(ロパーヒンに)君もいたのか……こいつは嬉しい……よう...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...真っ平ご免ですわ! わたし...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...ちょっとご免なさい...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...「あなたの云う事は本当かも知れないですが――とにかく増給はご免蒙(めんこうむ)ります」「それはますます可笑(おか)しい...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...とどのつまりが骨折り損の草臥儲(くたびれもう)けだからね」「ご免なさい...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...がりがりはこれぎりご免蒙(めんこうむ)るよ」と...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...あんたはあたしがぐっすり寝ているのを放っておいてさ! こんなことはもうご免だよ」「霧のせいですよ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...「どうかご免(めん)をねがいます...
宮沢賢治 「貝の火」
...ただ「ご免なさいご免なさい」と言っていたが...
森鴎外 「山椒大夫」
...ご免」云い捨てて...
山本周五郎 「城を守る者」
...見ると、御守殿風な女中に上品な老女、何かしばらく番太郎に囁いていたが、そのうち、塗骨(ぬりぼね)の小扇をかかげてさしまねくと、一挺の駕が、「ご免、ご免、ご免」と、馴れたもの、人を人とも思わず掻き分けて来る...
吉川英治 「剣難女難」
...ご免」と云い捨てるや否...
吉川英治 「三国志」
...「さらば」「ご免」と...
吉川英治 「三国志」
...まッぴらご免ですとさ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ずっと」「ではご免――」腰(こし)の刀(もの)を...
吉川英治 「松のや露八」
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