...あれは昔の名残(なごり)で...
淡島寒月 「寺内の奇人団」
...五龍(ごりゅう)...
石川欣一 「可愛い山」
...颱風(たいふう)の名残(なごり)の驟雨(しゅうう)あまたゝび七月二十六日 玉藻俳句会...
高浜虚子 「五百五十句」
...着したものを拭ひ去つたあとの不動不壊(ふどうふゑ)の相の名残(なごり)なくあらはれてゐるのを発見した...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...さうして これからあんなことをされても泣いちやいけない といはれたのでやうやく訳がわかつて 今度こそは泣くまい と思つてたけれどさきはこりごりしたとみえてその後ちつとも私をさしあげなかつた...
中勘助 「銀の匙」
...濁江(にごりえ)に生れしからはとてもの事に来年はもう一層輪をかけた驚天動地の怪事件...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...それこそ朝日権現の御利益(ごりやく)というものですね...
中里介山 「大菩薩峠」
...道端(みちばた)に五輪塔(ごりんのとう)が御座んす...
夏目漱石 「草枕」
...豪奢(ごうしゃ)風流の極度と平生よりひそかに食指(しょくし)を動かし居候(おりそろ)次第御諒察(ごりょうさつ)可被下候(くださるべくそろ)...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...あらたかな御利益(ごりやく)はあるに違ひない...
林芙美子 「浮雲」
...ごりごりときしみながら開いた...
平林初之輔 「犠牲者」
...ひるまの風のなごりがヒュウと鳴(な)って通りました...
宮沢賢治 「シグナルとシグナレス」
...さめてからも名残(なごり)の思いにとらわれて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ごりっぱな儲君(ちょくん)として天下の輿望(よぼう)を負うておいでになる東宮もおいでになるのでございますから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ほかのことはごりっぱな方なのですがね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...悪しからず御諒読(ごりょうどく)を願います...
夢野久作 「少女地獄」
...濁橋(にごりばし)ぎわ蔦屋内(つたやうち)...
吉川英治 「江戸三国志」
...御寮人様(ごりょんさん)...
吉川英治 「春の雁」
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