...人間の寂滅(じゃくめつ)をごねると号している...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...好きなこと云ってごねるのよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あの人はモー駄目(だめ)だ、今度こそごねる、あの人が死ねば何某(なにがし)がその職を亜(つ)ぐだろう、その時は此方(こっち)も位地を進めてもらえる、今日はついでにその人の処へ行って御機嫌を伺(うかが)っておこうと一方の病気見舞は一方の御機嫌伺いと変(へん)じた...
村井弦斎 「食道楽」
...ごねるんですよ」「ふざけるな...
吉川英治 「新・水滸伝」
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