...ちょっとまごついた...
岩野泡鳴 「耽溺」
...まだ途中にまごついてゐるのか知らん? ひよツとすれば...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...ずいぶんまごついた...
太宰治 「右大臣実朝」
...私もまごついたが...
太宰治 「惜別」
...まごついていてはわたしはどうして事務を処理することが出来ましょう? さあさあ...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...すっかりまごついたせいか...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...明かにまごついて……そして突然赧くなった...
豊島与志雄 「坂田の場合」
...「僕のピアノを!」メルキオルはのんきなしかもまごついた様子で顔を上げた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...レオンハルトはまごついて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...」ジョルジュはまごついてつぶやいた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...魂はちょっとまごついたかたちで...
夏目漱石 「坑夫」
...まごついてしまった...
正岡容 「寄席」
...借金の言訳にさへ始終まごついて居る...
眞山青果 「茗荷畠」
...味方を射ろという命令にまごついたが...
吉川英治 「三国志」
...どこをまごついているのだ...
吉川英治 「三国志」
...それまでの常識と観念の訂正にまごついた...
吉川英治 「新書太閤記」
...事ごとにまごついて原稿を渡してから出版まで隨分な時間がかかり...
若山牧水 「樹木とその葉」
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