...天狗(てんぐ)の中(なか)のごくごく上等(じょうとう)のもののみが人間(にんげん)に近(ちか)い姿(すがた)をして居(お)りますようで……...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...おとよの念力が極々(ごくごく)細微な径路を伝わって省作を動かすに至った事は理屈に合っている...
伊藤左千夫 「春の潮」
...ごくごく内気なおかただものですから...
江戸川乱歩 「影男」
...ごくごく小型なものであった...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...投げ出した膝の上で自分にかかえて乳首から息もつかずごくごく飲む...
寺田寅彦 「花物語」
...ただの科学者から見るとごくごく狭い自分勝手な視角から見た管見的科学論としか思われない...
寺田寅彦 「藤棚の陰から」
...極々(ごくごく)親しい間の御家来衆でなければ...
中里介山 「大菩薩峠」
...ごくごく大袈裟(おおげさ)に云ったところで...
夏目漱石 「明暗」
...なあに参りは参っても肝心のお話は極々(ごくごく)つまらない面白くないものだからただ此処(ここ)までやってきた私の厚意だけを汲みとってもらえばそれでもう沢山である...
新渡戸稲造 「イエスキリストの友誼」
...ごくごく軽いお裁きで済むかも知れない」平次はそれが教えたかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...水の出口へ唇をつけてごくごく飲んだ...
林芙美子 「泣虫小僧」
...一人で栓をぬいてごくごく飮んだ...
林芙美子 「濡れた葦」
...ごくごく飮みました...
林芙美子 「梟の大旅行」
...咽喉からも血の塊りをごくごくと吐いた...
原民喜 「廃墟から」
...ごくごくの淡味(うすあじ)にして...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...肥後から来て居た山田謙輔(やまだけんすけ)と云う書生は極々(ごくごく)の御幣担(ごへいかつぎ)で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...殊に日本はごくごくこの間...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...ごくごく飲みほしていた...
吉川英治 「新書太閤記」
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