例文・使い方一覧でみる「こわっぱ」の意味

...「やい、こわっぱども... 「やい、こわっぱどもの読み方
江戸川乱歩「超人ニコラ」

...パパは「やアい、こわっぱ、パパは串談でやってるんだよ」母様は、ほほえみながら、しかもほこりがに、あなたの涙を拭（ぬぐ）っておやりになった...
竹久夢二「少年・春」

...もっともっと踊れ！　と言ってるわけなのだ！　御苦労！　御苦労！　これでやっと第一期の研究も終わりだ！　アランの小童（こわっぱ）なぞが何と言おうと...
橘外男「令嬢エミーラの日記」

...而も殺した人間が自分たちと餘り違わない小童（こわっぱ）であることを知って... 而も殺した人間が自分たちと餘り違わない小童であることを知っての読み方
谷崎潤一郎「武州公秘話」

...そしてたちまちのうちに小童（こわっぱ）から巨人となる... そしてたちまちのうちに小童から巨人となるの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...「小童（こわっぱ）――小童がっ」と... 「小童――小童がっ」との読み方
直木三十五「南国太平記」

...いわんや年もゆかぬ小童（こわっぱ）... いわんや年もゆかぬ小童の読み方
中里介山「大菩薩峠」

...この小童（こわっぱ）にしてやられたのだ... この小童にしてやられたのだの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...その小童（こわっぱ）をさがしだし... その小童をさがしだしの読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...もんぺを穿（は）いたひとりの小童（こわっぱ）がいきなり山刀を抜きそうにしてくるので... もんぺを穿いたひとりの小童がいきなり山刀を抜きそうにしてくるのでの読み方
吉川英治「江戸三国志」

...なかなか不敵な小童（こわっぱ）だ... なかなか不敵な小童だの読み方
吉川英治「江戸三国志」

...その小童（こわっぱ）は... その小童はの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...武田伊那丸（たけだいなまる）という小童（こわっぱ）のために... 武田伊那丸という小童のためにの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...物売りの世間摺（せけんず）れ――旅ずれした小童（こわっぱ）の... 物売りの世間摺れ――旅ずれした小童のの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...「小童（こわっぱ）の罪は... 「小童の罪はの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...「その小童（こわっぱ）は... 「その小童はの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...小童（こわっぱ）の時代を抜けて... 小童の時代を抜けての読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...よく道場通いの途中で見かけた前髪の小童（こわっぱ）であったが... よく道場通いの途中で見かけた前髪の小童であったがの読み方
吉川英治「無宿人国記」

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