例文・使い方一覧でみる「こわがり」の意味

...ボーイでも水夫でもこわがりながらなついていますわ... ボーイでも水夫でもこわがりながらなついていますわの読み方
有島武郎「或る女」

...海をこわがりはしないだろうね... 海をこわがりはしないだろうねの読み方
ハンス・クリスティアン・アンデルセン　Hans Christian Andersen 楠山正雄訳「人魚のひいさま」

...この道をひとりで徒歩でリンカンに行かねばならない女や子供はこわがりながら歩き...
ソーロー　Henry David Thoreau 神吉三郎訳「森の生活――ウォールデン――」

...こわがり過ぎたりするのはやさしいが... こわがり過ぎたりするのはやさしいがの読み方
寺田寅彦「小爆発二件」

...今になって急にあたしをこわがりだしたんですもの... 今になって急にあたしをこわがりだしたんですものの読み方
ドストエーフスキイ中山省三郎訳「カラマゾフの兄弟」

...ねえ？――わしは幽霊なんぞこわがりはしない... ねえ？――わしは幽霊なんぞこわがりはしないの読み方
ユゴー・ヴィクトル　Hugo Victor 豊島与志雄訳「死刑囚最後の日」

...あたしは何もこわがりゃしないよ... あたしは何もこわがりゃしないよの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...あなたがごらんになったようなやりかたででしたけれど」「あなたはなんてこわがりやなんだろう」と...
フランツ・カフカ　Franz Kafka 原田義人訳「城」

...こんなに何もこわがりはしないだろうにと思いかえしながら... こんなに何もこわがりはしないだろうにと思いかえしながらの読み方
堀辰雄「かげろうの日記」

...私は少しもこわがりはいたしませんから――」と応（いら）えるばかりで... 私は少しもこわがりはいたしませんから――」と応えるばかりでの読み方
堀辰雄「ほととぎす」

...もうだれも老人をこわがりませんでした... もうだれも老人をこわがりませんでしたの読み方
ルイザ・メイ・オルコット　L. M. Alcott 水谷まさる訳「若草物語」

...気違いじみたこわがりようだ... 気違いじみたこわがりようだの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...こわがりやでした... こわがりやでしたの読み方
村山籌子「ゾウ　ト　ネズミ」

...己をこわがり出すだろう... 己をこわがり出すだろうの読み方
シュニッツレル　Arthur Schnitzler 森鴎外訳「みれん」

...わたしは中途半端なこわがりかたや助かりかたはしたくない... わたしは中途半端なこわがりかたや助かりかたはしたくないの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...ガンたちは波のうねりをすこしもこわがりません... ガンたちは波のうねりをすこしもこわがりませんの読み方
セルマ・ラーゲルレーヴ　Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳「ニールスのふしぎな旅」

...ちっともこわがりませんでした... ちっともこわがりませんでしたの読み方
グリム　Grimm 矢崎源九郎訳「ホレおばあさん」

...ブルをこわがりもしないし... ブルをこわがりもしないしの読み方
山中峯太郎「小指一本の大試合」

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