...これっぽっちも気にしていなかった...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...これっぽっちだって考えていませんよ...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...これっぽっちでも漏らせば...
江戸川乱歩 「影男」
...ぼくにとっちゃこれっぽっちの権威もない...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...これっぽっちの間違いもない...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...その男にはこれっぽっちの繊細さもなくて...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...「ベビスの居場所や行先はこれっぽっちも知らない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...あしたのたのしみたった これっぽっちを幾日もかかって紙に鼻すりつけて書く可哀そうな私半めくらの私...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...いるわけなんだが…それがねえ……美冷蔵庫にこれっぽっち...
森本薫 「華々しき一族」
...あたしこれっぽっちも思ってやしません」とおくには強い調子で続けた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...これっぽっちも世間の汚れを知らなかった者を...
山本周五郎 「お美津簪」
...自分ではこれっぽっちも覚えのないことなんです...
山本周五郎 「桑の木物語」
...それでこれっぽっちも辛いとか苦しいなんて思ったことはありゃしません...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...これっぽっちも面白味のない人だったわ」「もうちょっと云わせて」とおそのは頭をぐらぐらさせながら続けた...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...そんなそぶりはこれっぽっちもみせないで...
山本周五郎 「さぶ」
...一生涯忘れないわ」「そんなことをこれっぽっちでも云ってみろ...
山本周五郎 「さぶ」
...これっぽっちもした覚えはねえんだ...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...あんたもあんたにそんな話をした人も本当のことはこれっぽっちも知っちゃいない...
山本周五郎 「柳橋物語」
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