...いよいよこれから本当の腕をふるって貰わねばならぬという時...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...潮はこれからどんどん引くそうだから...
海野十三 「怪塔王」
...しかるに、昨年の秋、山田君から手紙が来て、小生は呼吸器をわるくしたので、これから一箇年、故郷に於いて静養して来るつもりだ、ついては大隅氏の縁談は貴君にたのむより他(ほか)は無い、先方の御住所は左記のとおりであるから、よろしく聯絡(れんらく)せよ、という事であった...
太宰治 「佳日」
...大異はこれからまたどんなことを始めるだろうと思って...
田中貢太郎 「太虚司法伝」
...これからの文学を嗅(か)ぎ出そうとしている葉子は...
徳田秋声 「仮装人物」
...これから県庁所在地の市(まち)へ出かけて...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...原子爆弾に象徴されるこれからの時代は...
豊島与志雄 「文学に於ける構想力」
...どうなるんでございます」「これからお仕置になるんでございます」「お仕置に?」「隠ヶ岡というのへ連れて行って...
中里介山 「大菩薩峠」
...じゃ、僕もこれから、ちと剛健党(ごうけんとう)の御仲間入りをやろうかな」「無論の事さ...
夏目漱石 「二百十日」
...これから品川の妙花園(みょうかえん)まで行かないか」「何しに」「花を見にさ」「これから帰って地理教授法を訳さなくっちゃならない」「一日(いちんち)ぐらい遊んだってよかろう...
夏目漱石 「野分」
...これから行く先だとか...
新美南吉 「最後の胡弓弾き」
...これから注意を外(そ)らす作用をするように...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...「これからはきみに頼むわけだが...
山本周五郎 「季節のない街」
...与君一夕話(きみにあたういっせきのはなし)一人も、厩(うまや)の馬も、寝しずまったころを、ここの一室では、燭(しょく)の光(ひかり)をあらためて、さあこれからと、杯を分け持つ夜半(やはん)だった...
吉川英治 「黒田如水」
...さてこれから八幡船(ばはんせん)の根城(ねじろ)をさがそうとなると...
吉川英治 「神州天馬侠」
...これから大津へ行ってみよう」ふらふらと立ち上がった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...それにご承知のとおり土佐境から海部方面は、道が嶮(けわ)しい代りに、目付役所もなく、山番も手薄なので、案外楽に来られるということを実地に踏んできましたから、こりゃあいけねえと、急に泡をくッて考えなおし、これから、原士(はらし)衆の詰めている麓(ふもと)の木戸へ行って、この大変をお報(し)らせしようと存じ、急いで、平家(へいけ)の馬場から降りてきたところでございます」ひと息にいって、汗光りの赭(あか)ら顔を手拭で拭き廻った...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...これから皿のこたあ気をつけます...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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