...……何しろもう一度あいつをこらしめてやらなくちや...
芥川多加志 「四人」
...従ってこれを神よりの懲治(こらしめ)と做(な)したのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...そうして少しこらしめておあげになるがようございます」こう言って...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...靴は……」若い男は無作法な坊主をこらしめるには...
薄田泣菫 「茶話」
...こらしめのため...
太宰治 「盲人独笑」
...是(これ)皆(みな)汝等(おぬしたち)が相憎惡(にくみあひ)の懲罰(こらしめ)...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...彼女の髪をつかんで少し引き回して彼女をこらしめた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...周大人がこらしめのためにひどく叱りつけ...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...いま神様がこらしめて下すったのだ...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...あまり威張って入ってくると低い天井がこらしめる...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...見つけ次第一つこらしめてやらなければならないと思っていた...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...こらしめねばならぬやうな...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...よし、少し、こらしめて、もう上ぼらないようにしてやらう...
宮原晃一郎 「賢い秀雄さんの話」
...さまざまにこれをこらしめた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...こらしめてやるから!」と彼は太い棍棒を手にもつて戻つてきて云つた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...恋を貪るこらしめに...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
......
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...或いはこらしめに尻を打ち叩き...
吉川英治 「三国志」
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