例文・使い方一覧でみる「こます」の意味
スポンサーリンク...しかし彼は「ヨブ記」にない優しさを忍びこます手腕を持つてゐた... 
芥川龍之介 「続西方の人」
...こんどはタクマ少年をかならずへこますことができると思った...
海野十三 「海底都市」
...あとは勝手に鉱毒を流れこますことが表むきにできることになる...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...「あなたは何彼（なにか）に就けて私をへこます...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...其（その）太鼓面（たいこづら）をはりまげて地（つち）ん中（なか）へめりこますぞよ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...これらの映画の切り換えのリズムは一つ一つの相次ぐフィルム切片の駒数（こますう）を数えて...
寺田寅彦 「映画雑感（１［＃「１」はローマ数字、1-13-21］）」
...己をへこます為めに言ふ気味もあるかも知れない...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...ヘヒトが初め自分をへこますつもりでいたことを感じていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...だからあいつを一番へこますためには...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...当代のえせ才女のように文才を鼻にかけて男をへこます軽薄な風もなく...
久生十蘭 「無月物語」
...煮えつきの蜜飯（クチャ）でその山羊の頸みたいな咽喉をふさいでこますから！』かういふ罰あたりにかかつては...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...ずーっとおなかをへこますことも出来るようになりました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...（a）若様に嘘をほんとうと思いこますようなら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その人をただ欠点だらけの人と思いこますだけである」...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...相手をへこますような口をきいちゃあいけない...
山本周五郎 「さぶ」
...自分を雜閙の中に溶けこますと...
吉川英治 「折々の記」
...小桝（こます）を用いはじめた...
吉川英治 「三国志」
...相手をへこますのでした...
吉田甲子太郎 「負けない少年」
便利！手書き漢字入力検索