...方舟(はこぶね)は七月に至り其月の十七日にアララテの山に止りぬ...
石川欣一 「可愛い山」
...小さいノアの方舟(はこぶね)が三つ出來る...
石川啄木 「漂泊」
...方舟(はこぶね)はその土地へ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その間(あひだ)に泛(うか)ぶ牡蠣舟(かきぶね)や苔取(のりとり)の小舟(こぶね)も今は唯強(し)ひて江戸の昔を追回(つゐくわい)しやうとする人の眼(め)にのみ聊(いさゝ)かの風趣を覚えさせるばかりである...
永井荷風 「水 附渡船」
...隙間(すきま)なく黒き布しき詰めたる小船(こぶね)の中にわれを載せ給え...
夏目漱石 「薤露行」
...ノアの方舟(はこぶね)...
久生十蘭 「ノア」
...馬に引かれた小舟(こぶね)は...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...このきれいな小舟(こぶね)はもう何か月もかれらの家であったかのようによくねいっていた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...美しい小舟(こぶね)ではなかった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...だからこの小舟(こぶね)に来て...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...それからかれらの美しい小舟(こぶね)のことを思い出していた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...長女延(のぶ)は小舟町(こぶねちょう)の新井屋半七(あらいやはんしち)が妻となって死に...
森鴎外 「渋江抽斎」
...親船(おやぶね)からそっと小舟(こぶね)をおろすと...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「三枚のヘビの葉」
...作男(さくおとこ)は小舟(こぶね)に乗(の)って...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...水のもる小舟(こぶね)だけは...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...いつも岸にあった水びたしの古い小舟(こぶね)がなくなっているのに気がつきました...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...小舟(こぶね)もとおらないのね...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「ヘンゼルとグレーテル」
...小舟(こぶね)の櫓(ろ)などにも古くからツクがついていた...
柳田国男 「母の手毬歌」
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