...外部では握(にぎ)り拳(こぶし)で続けさまに戸をたたいている...
有島武郎 「或る女」
...小鮒(こぶな)などを商う魚屋がなくって困る...
泉鏡花 「悪獣篇」
...時の経るにしたがいその誤りなることが暴露したものがすこぶる多い...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...やたらに深刻をよろこぶ...
太宰治 「古典竜頭蛇尾」
...自分の胸をとんと拳(こぶし)でたたいた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...それから拳(こぶし)で卓子を叩いた...
豊島与志雄 「南さんの恋人」
...それは大きな瘤(こぶ)に違いなかった...
中島敦 「狼疾記」
...成績は頗(すこぶ)る見るべきものがある...
中谷宇吉郎 「雪」
...六畳敷の人生観はすこぶる複雑である...
夏目漱石 「虞美人草」
...すこぶる平凡な物さ...
夏目漱石 「倫敦消息」
...フィールデンは拳(こぶし)が切れ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...打つて※(こぶ)を拵(こしら)へる...
森鴎外 「金貨」
...その生活は頗(すこぶ)る特色のあるものであった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...頗(すこぶ)るわけのない話である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...加賀の白山なども事情はすこぶるこれに近く...
柳田国男 「雪国の春」
...教頭の横淵(よこぶち)十九郎が彼を自分の後任に推し...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...「それではあなたは来て頂いてもよいとお考えなのですね」「いいと思います」「鹿島がよろこぶだろう」新五兵衛は頷きながらそういった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...さだめし私がよろこぶだろうと期待していたにちがいない...
吉川英治 「紋付を着るの記」
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