...慓悍(ひょうかん)の名を得た侏儒(こびと)でさえ彼に出合う度毎に...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...おどろきとよろこびといっしょになった...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...そのこびとが、まず、自動車のうしろの車のところに、うずくまって、しばらく、なにかやっていたかとおもうと、スーッと空気のもれる音がして、タイヤが、ペチャンコになってしまいました...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...よろこびともいへようし...
種田山頭火 「其中日記」
...うち中の大よろこびといってはありません...
ヴィルヌーヴ夫人 Madame de Villeneuve 楠山正雄訳 「ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣)」
...よろこびとかなしみとが混り合ったような...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...そのよろこびといっては容易のものではありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...よしや深山(みやま)がくれでも天眞(てんしん)の花(はな)の色(いろ)は都人(みやこびと)を床(ゆか)しがらする道理(だうり)なれば...
樋口一葉 「經つくゑ」
...よろこびという言葉...
宮本百合子 「解説(『風知草』)」
...つきないよろこびと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...このニールス・ホルゲルッソンが小人(こびと)のままでいたいと願ったときにも...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...それとおなじ小人(こびと)じゃないかしら?」「うん...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...最大なよろこびとし...
吉川英治 「折々の記」
...都人(みやこびと)のあいだですら...
吉川英治 「私本太平記」
...かくて驚きはよろこびと変ったものの...
吉川英治 「私本太平記」
...あとは御小人(おこびと)の口取中間(くちとりちゅうげん)など...
吉川英治 「新書太閤記」
...やはり都人(みやこびと)でござらっしゃる」と...
吉川英治 「親鸞」
...よろこびと張合いを感じもするが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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