...この節じゃ何にも食わねえや...
泉鏡花 「婦系図」
...この節では前とは大分違って来た...
海野十三 「共軛回転弾」
...この節(せつ)ではもう胎動をさえ感ずるようになった...
海野十三 「三人の双生児」
...この節季にさしかゝつては...
高田保 「貸家を探す話」
...この節をやったが...
直木三十五 「死までを語る」
...「お内儀(かみ)さん、あぶない――」「浅吉、お前何しに来たの?」「え、え」「何しに来たんですよ、たのまれもしないに――」「でも、お内儀さん、この節は、お一人で山歩きをなさるのは、お危のうございますよ」「子供じゃあるまいし」後家さんは、ひどく邪慳(じゃけん)な色をして、浅吉に当りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...この節の坊っちゃん方は...
野村胡堂 「焔の中に歌う」
...お歸りになりますつていふのよ――、どうも、この節のひとは、どうして、こんなに野郎言葉になつちまつたのかねえ」久江は帳場へ行つて硯の墨をすりはじめた...
林芙美子 「夜福」
...この節は、ちっとも顔をお見せにならねえので、いつも、みなとお噂をしておりやす」「いいな、ひと風呂あびたら、いっしょに行って、久し振りにみなと馬鹿ッぱなしでもするか」寅吉はよろこんで、「じゃ、背中でもお流ししましょう」と言って、膝をうち、「……それはそうと、あけて前の朔日、ひょんな騒ぎがあったことをご存じですか」「いや、聞いていない」「じゃ、お聞かせしましょうか」「聞かせてくれるのはありがたいが、暑苦しい話なら願いさげだ」「暑苦しいどころか、とほうもなく涼しい話なんで……...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...……ことに、この節は、われわれの番所は失策が多く、とかく北におさえられてばかりいる...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...……それで、なんのために所変えなどいたす」「以前までは、われわれは大切にかけられ、町内にお狸月番などというものがございまして、供物や掃除やとよく行きとどき、いたって気楽に暮らしておりましたのですが、そういう古老がおいおい亡(なく)なられて、われわれをかまいつけるような奇特な方も少なくなり、それに、この節、このへんに人家が立てこんで来ましたせいか、たいへんに犬が多くなり、いかにも住みにくくなりましたので、思い切って古巣をすて、豊島ガ岡あたりの物静かなところへ引きうつろうと思うのでございます」「なるほど、よくわかった...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...この節はそれでも千住のゴム会社に勤めているが...
松本泰 「秘められたる挿話」
...この節ではトンと寄りつかなくなつたとのこと...
宮地嘉六 「老残」
...この節はどこもバタバタ暮しです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...以前はひっつめて後ろに小さく束ねていた髪もこの節では母のように前髪をとり髱(たぼ)を出してお品よく結っているのだった...
矢田津世子 「父」
...盛岡などではこの節分の宵(よい)に插す串も...
柳田国男 「年中行事覚書」
...この節はいろいろの旅人が往来して...
柳田国男 「雪国の春」
...この節は私のくふうしたものでございます」しかしふと思いだしたように...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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