...この程度なら、空気をきれいに洗うことも、酸素をおぎなうことも、また室内を温めることも、それほど大きな消費をしないで、艇は長時間にわたる航空にさしつかえないのだ...
海野十三 「宇宙戦隊」
...この程度の警戒は当然なのだ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...この程度の「キリスト伝」が...
太宰治 「世界的」
...明治から貞観まで約千年の間にこの程度の颱風がおよそ何回くらい日本の中央部近くを襲ったかと思って考えてみると...
寺田寅彦 「颱風雑俎」
...本木についてはまだこの程度しか書かれたものがないといふことにもなる...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...校正者はこの程度の国文学者であることが必要だ...
戸坂潤 「読書法」
...世に多くの宗教と称するはまずせいぜいこの程度である...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...この程度に薄めて...
中里介山 「大菩薩峠」
...この程度の騒ぎを起した事件なのである...
中谷宇吉郎 「琵琶湖の水」
...この程度に達せざれば二十世紀における男一匹として世に誇ることはできぬ...
新渡戸稲造 「自警録」
...姿のないのもこの程度なら歎くにも当るまいに...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...この程度の修業では未だ無理な腕力が余りに自明過ぎるのだ...
牧野信一 「浪曼的月評」
...しかしここに挙げた諸都市については事情はこの程度に至っていなかった...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...こんなにすらりと恢復しつつあるのに然もこの程度であるという意味なのよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この程度の不思議ならば...
柳田国男 「海上の道」
...それをこの程度にまで手加減して公表する迄には...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...今でも手踊りや何かの中にはこの程度の表現を見受けるが...
夢野久作 「能とは何か」
...苔(こけ)の花敷きてみめよき孕み猫「まあ、この程度なら、句といえましょうかな」と春海宗匠は重々しくうなずいた...
吉川英治 「随筆 新平家」
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