...僕の思った通りいよいよこの月世界にはもう空気が全くなくなって終っているんだ...
江見水蔭 「月世界跋渉記」
...たしかこの月影を西の空にうちながめたことがあったはずです...
中里介山 「大菩薩峠」
...この月心院まで落ちて来て...
中里介山 「大菩薩峠」
...勇ましき開墾の凱歌を唱えて、一同が飽くまで、この月に酔い、海に躍るの興は、世界に二つとない、ここまでの苦を慰めるに余りあるもので、全員がみな十二分に歓を尽し、歌うもの、踊るもの、吟ずるもの、語るもの、さまざまに発揮して、島一つ浮き上るような景気でした...
中里介山 「大菩薩峠」
...荒川堤(あらかわづつみ)で狐の嫁入がチョイチョイおこなわれるんですよ」「おこなわれるは変だね」「最初はちょうどこの月の始め...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この月になってから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...月夜へんてこの月夜の晩にゆがんだ建築の夢と醉つぱらひの圓筒帽子(しるくはつと)...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...この月初(つきはな)...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...すぐお伴をそろえて神田橋の勘定屋敷(かんじょうやしき)へお出かけになりましたんで……」「この月は...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...この月の句会には...
久生十蘭 「西林図」
...この月光は窓にさしているだろう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この月に認めた名残かというような...
柳田国男 「海上の道」
...八四 神返しこの月の末...
柳田国男 「年中行事覚書」
...君この月を見ずやと指して...
吉川英治 「折々の記」
...徳川方へ事がもれてはまずいぞ――というおさしずもありました事ゆえ、御会見の儀、よかろうと、信雄卿がうなずかれるとすぐ、この月、十一日の巳(み)の刻、桑名の西なる矢田川原(やだがわら)までお立ち越しは如何……筑前にも同日同時刻、縄生より出て、お待ち申しあげますが――と、申し上げました」「ウム...
吉川英治 「新書太閤記」
...この月の三日に出府して...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...あれは幾日でしたっけな」「この月の二十日ですが」「ではもう明後日(あさって)で」「一年に一度の人出で...
吉川英治 「源頼朝」
...この月を見ていると...
吉川英治 「柳生月影抄」
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