...諸君の美しい協力と、不撓不屈の努力とによって、本艇の故障は遂に直ったのであるが、この先、本艇はどんな航路を選ぶべきか、それを只今から諸君に相談したい...
海野十三 「火星探険」
...この先がひらいているでしょう...
江戸川乱歩 「おれは二十面相だ」
...この先生はたいていいつも少し茶色がかった背広の洋服に金縁眼鏡で...
寺田寅彦 「追憶の医師達」
...この先生を手放したくない...
中里介山 「大菩薩峠」
...この先生から借りたわけで...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...富岡はゆつくり振り返つて、「この先に、安南王の墓があるンですがね...
林芙美子 「浮雲」
...どうだろう、乗るか反(そ)るか、ひとつ三日を賭けてみべえじゃねえか」うまくゆけば、この先、追手に追いすがられる心配がなくなる...
久生十蘭 「地底獣国」
...この島をはずしたら、この先、またいつ陸地(くがち)にめぐりあうあてもないことだから、なにはどうでも、思いきって島にあがるほうがいいと思うのだが」意見はまちまちで、容易にきまらない...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...この先の都合では...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...この先生だけはあふのもゾツとするほどいやだつた...
平山千代子 「転校」
...この先どうするつもりだ?」彼は...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...この先確実に訪れる運命を伝えたことだが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...私の自叙伝もこの先...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...この先はどうなることかと源氏はみずから危うく思いながらも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...住吉船を勅許されたことがある」この先例をとって...
吉川英治 「私本太平記」
...何にしても、この先は、筋(テーマ)として、応接にいとまのないほど、次々の事件と波瀾をもっているので、その点、書きよくもあり、書きがいのある気もするのですが、なにしろ広汎な人と時のうごきを、微力なペンに再現しようとするには、ともすれば、鈍才の嘆と、研究のおろそかなど、正直、まぬがれえません...
吉川英治 「随筆 新平家」
...この先へ行くと、山住居(やまずまい)してたくさんいるぜ」「大勢?」お通は、帰ろうかと惑った...
吉川英治 「宮本武蔵」
...この先生は、お母さんらしい老婆と学生の弟さんと三人暮らしで、奥さんはなかったようだ...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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