...ある時はまたこの上なく親しみ深くながめやった...
有島武郎 「或る女」
...私としてはこの上なく楽しく思う仕事ですし...
有島武郎 「小作人への告別」
...互に寄せ合った肘(ひじ)がその人の肩をこの上なく優しい向い合せの曲線にした...
有島武郎 「星座」
...」「それで?」とスモレット船長はこの上なく冷静に言った...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...この上なく賢明な遣(や)り方です...
谷譲次 「踊る地平線」
...なぜなら神はこの上なく善であると言はれてゐるから...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...すなはちあらゆる完全性からこの上なく離れてゐるものの...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...存在を欠いている(すなわち或る完全性を欠いている)神(すなわちこの上なく完全な実有)を思惟することは...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...この上なく恐しく感じているのだ...
中島敦 「山月記」
...そのほかのところではこの上なく気をくばっている女中たちでも...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...この上なく可愛く甘ったれた様子で応じるのだった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...しかも私は嘘をつくことはこの上なく下手で...
平林初之輔 「秘密」
...二人ともこの上なく苦勞性の作家らしいし...
堀辰雄 「日付のない日記」
...この上なく栄養に富み精力を増す食物も...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...この上なく結構なのだ...
宮本百合子 「新たなプロレタリア文学」
...男はフッと自分がこの上なくいやに思って居る事を連想してプッとつばを吐いてあともどりをした...
宮本百合子 「お女郎蜘蛛」
...一目見て不愉快な感じをあたえる顔をしたものをこの上なく愛すと云う事は人にまれな美徳なり技術なりがその醜さを被うて居る時ででもなければ大抵は出来ないものである...
宮本百合子 「悲しめる心」
...それが彼の好奇心をこの上なく尖鋭化させ...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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