...このお方にともかく一時(じ)政(まつりごと)をおとりになっていただきました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...喇嘛僧はどこのお方でもよい...
薄田泣菫 「茶話」
...天もこのお方をお見捨てになつたか...
太宰治 「右大臣実朝」
...このお方たちだけでは無かつたらうかと思はれます...
太宰治 「右大臣実朝」
...このお方のために私の或る詩集が...
太宰治 「男女同権」
...「あの、このお方は、あなた様の御親類筋のお方でございますか、それとも御兄妹(ごきょうだい)でいらっしゃいますか」「親類でもないし、兄妹でもない、赤の他人じゃ」「赤の他人でさえ、こんなにまでなさるのに……」お玉は、冷やかな竜之助の態度を見て、反抗的に単純な感情がたかぶって来るのでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...このお方は決して左様なことを申し上げたのではございません...
中里介山 「大菩薩峠」
...それはどこのお方」と言って...
中里介山 「大菩薩峠」
...あなたはどこのお方で...
中里介山 「大菩薩峠」
...このお方をお泊め申して上げましょう」と...
中里介山 「大菩薩峠」
...このお方はお侍じゃ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...このお方も、そなたの舞台をつい、昨日のぞかれて、いやもう、大そう讃(ほ)めておられましたぞ」雪之丞、広海屋を一目見て、その福々しさがのろわしい...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...どこのお方か存じませぬが...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...今日まで斯様(かよう)にお気の毒な生活をしておられますので……」「……………………」「……ですから……このお方と貴方のお二人を無事に退院されまするように……そうして楽しい結婚生活にお帰りになるように取計らいますのが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...このお方は」「はい」と...
吉川英治 「三国志」
...――母上、このお方です...
吉川英治 「三国志」
...このお方がたれか...
吉川英治 「新書太閤記」
...どうでしょうか」「どこのお方だ」「ご勅使の大原三位様のお供に従(つ)いていらっした桂さんという人です...
吉川英治 「松のや露八」
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