...まことの命(いのち)ある天上のことわざを歌はざりし咎(とがめ)か...
ステファンヌ・マラルメ Stephane Mallarme 上田敏訳 「白鳥」
...その数ページやたくさんの諺(ことわざ)を暗記していた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...触(さわ)らぬ神に祟(たたり)なき諺(ことわざ)のある事を思えば...
永井荷風 「西瓜」
...「遠くの親類より近くの他人」という諺(ことわざ)をしみじみと思い...
中里介山 「大菩薩峠」
...袞竜(こんりょう)の袖に隠れると云う諺(ことわざ)がある...
夏目漱石 「虞美人草」
...流俗の諺(ことわざ)に降参して...
夏目漱石 「それから」
...諺(ことわざ)に違(たが)わず...
新渡戸稲造 「自警録」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...所が度(たび)重なれば顕(あら)われるの諺(ことわざ)に洩(も)れず...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...「夜目遠目傘の中(うち)」なんていふ洒落(しや)れた諺(ことわざ)を幼な耳に...
正宗白鳥 「雨」
...諺(ことわざ)に...
三木清 「如何に読書すべきか」
...恋の山には孔子も倒れるという諺(ことわざ)をほんとうにして見せようとするふうな熱意のある手紙を書いているのも源氏にはおもしろく思われた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あのガスコーニュの諺(ことわざ)にある吹けよ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...また眼の前に入用のない事物や諺(ことわざ)を覚え...
柳田国男 「年中行事覚書」
...それが例の蒙求(もうぎゅう)を囀るという諺(ことわざ)の引続きであって...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...――朱に交われば赤くなる――なんていう諺(ことわざ)は...
吉川英治 「大岡越前」
...諺(ことわざ)にも――好(ヨ)キ人ノ難(ナン)ハ人ミナ惜シミ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...世のことわざにも...
吉川英治 「親鸞」
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