...二三度こっくりとうなずいた...
有島武郎 「或る女」
...頭をこっくりこっくりさせていたかと思うと...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「年とったカシワの木のさいごの夢」
...こっくりこっくりしてみせてやるのだがなあ...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「もみの木」
...こっくりこっくり居眠(いねむ)りをはじめた...
海野十三 「恐竜島」
...深い椅子(いす)の中にこっくりこっくり居眠りを始めていた...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...しまいには、まったく目をつぶってしまって、こっくりと、首が前にかたむきました...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...こっくりとやります...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...こっくりした紫地に...
谷崎潤一郎 「細雪」
...こっくりこっくりやりだすところだが...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...早苗はこっくりしてだまって笑った...
壺井栄 「二十四の瞳」
...こっくりこっくりやっております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...度外(どはず)れた時分にちょいと首を傾(かし)げて挨拶とお詫(わび)とをかねたこっくりをした...
長谷川時雨 「松井須磨子」
...こっくりこっくりをして...
火野葦平 「花と龍」
...武器があれば今やります」メイフィールドがこっくりうなずいた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...三月には目見医にあげられると云われましたね」「はい」とまさをはこっくりをした...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...やがて眼をつむらずこっくりもせず居眠りができるようになった...
山本周五郎 「季節のない街」
...何度もこっくりした...
吉川英治 「宮本武蔵」
...こっくりと頷くと...
蘭郁二郎 「脳波操縦士」
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