例文・使い方一覧でみる「こちら側」の意味
スポンサーリンク...遠くこちら側にもありありと横に入口を見せて... 
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...さっと起って長火鉢のこちら側まで進んで小婢（おちょぼ）のなおした座蒲団の上に坐った...
近松秋江 「霜凍る宵」
...こちら側へ目をやって...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「株式仲買人」
...こちら側で是非と欲した感情が...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...堤防のこちら側の裾のところである...
豊島与志雄 「田園の幻」
...」「どの爺さん？」「向こうの、婚礼馬車の一番先のに乗ってる、こちら側のさ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...三途（さんず）のこちら側まで行ったものが...
夏目漱石 「坑夫」
...左手のこちら側に西洋小間物屋（こまものや）があって...
夏目漱石 「三四郎」
...左の足でひらりとこちら側へ渡った...
夏目漱石 「三四郎」
...（世界のこちら側では...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...今もこちら側を覗（のぞ）いている...
原民喜 「秋日記」
...僕のこちら側にあるもの……...
原民喜 「鎮魂歌」
...僕はこちら側にいる...
原民喜 「鎮魂歌」
...卓子の向側とこちら側で話し合うには...
堀辰雄 「恢復期」
...こちら側――イシカリ川のこちらでは...
本庄陸男 「石狩川」
......
三好十郎 「詩劇 水仙と木魚」
...せっかく海のこちら側の戦いに送り出した大勢のイギリス人たちが再び本国に逆流してゆかないためなのであった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...俺はこちら側で平和に暮すといふぐあひにうまく話合ひがつきさうにも思ふのですが...
吉川英治 「折々の記」
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