例文・使い方一覧でみる「こだま」の意味


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...鉦(かね)は更(さら)に谺(こだま)して...   鉦は更に谺しての読み方
泉鏡太郎 「麻を刈る」

...谺(こだま)に響(ひゞ)くばかりである...   谺に響くばかりであるの読み方
泉鏡太郎 「飯坂ゆき」

......   の読み方
伊良子清白 「孔雀船」

...丸天井にこだまするピストルの音...   丸天井にこだまするピストルの音の読み方
江戸川乱歩 「吸血鬼」

...その声もやはりこだまになって...   その声もやはりこだまになっての読み方
江戸川乱歩 「大金塊」

...と云って笑う妖婆の声は山に反響(こだま)をかえした...   と云って笑う妖婆の声は山に反響をかえしたの読み方
田中貢太郎 「鷲」

...一声の初音こだます深雪(みゆき)不二始末のつかぬ画面を抱えて私は...   一声の初音こだます深雪不二始末のつかぬ画面を抱えて私はの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...こだまするのだった...   こだまするのだったの読み方
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」

...谺響(こだま)のやうに答へた...   谺響のやうに答へたの読み方
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「十三時」

...快音を谺(こだま)するシート・ノックの白球を追って...   快音を谺するシート・ノックの白球を追っての読み方
山川方夫 「昼の花火」

...自分も遠いこだまのように...   自分も遠いこだまのようにの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...山に谷にこだまする...   山に谷にこだまするの読み方
山本周五郎 「山彦乙女」

...声は長坂(ちょうはん)の水に谺(こだま)し...   声は長坂の水に谺しの読み方
吉川英治 「三国志」

...鑿(のみ)や手斧(ちょうな)の音が屋敷うちに谺(こだま)していたが...   鑿や手斧の音が屋敷うちに谺していたがの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...ただひとりさけびまわる彼女(かのじょ)の声が木魂(こだま)するばかりだった...   ただひとりさけびまわる彼女の声が木魂するばかりだったの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...峰(みね)谷々(たにだに)の木魂(こだま)がひびき返(かえ)ってきたあとから...   峰谷々の木魂がひびき返ってきたあとからの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...天王山に銃声の谺(こだま)していたうちは...   天王山に銃声の谺していたうちはの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...けたたましく密林のうちに谺(こだま)を呼んだ...   けたたましく密林のうちに谺を呼んだの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「こだま」の書き方・書き順

いろんなフォントで「こだま」

「こだま」の英語の意味


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