...それは実際電波のように僕の体にこたえるものだった...
芥川竜之介 「歯車」
...この発見は彼女の義務心よりも彼女の自尊心にこたえるものだった...
芥川龍之介 「春」
...そののこらずにこたえることはできません...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...北からもうすこしばかり身にこたえる風が吹きさえすればいつでもかれらの生命の糸を断ち切ることはたやすいことだ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...しかしそう云う当人も冷えて来るのがこたえると見えて...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...飯! 飯といふもののうまさありがたさが身にしみる、心にこたえる、私は貧乏だ、そして幸福だ...
種田山頭火 「其中日記」
...心理的にまた経済的にこたえる...
種田山頭火 「其中日記」
...鴨の羽音冴えかえって胸にこたえる...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...誰人にも増して身にこたえるのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...この座の人の丹田にこたえるのみならず...
中里介山 「大菩薩峠」
...それだけ又強く胸にこたえるのだろう...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...寒さがひどく身にこたえる...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...「同じ位だね」と彼がこたえると「まあ...
原民喜 「秋日記」
...鶴が口を尖らして、こたえる...
久生十蘭 「金狼」
...翌日の仕事にこたえる」「女房とも...
火野葦平 「花と龍」
...何と多くのもちこたえる力ももっているでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...心臓にこたえるのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...胸にこたえる当惑だったが...
吉川英治 「新書太閤記」
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