...この国民の熱情に何らこたえるところなく...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...――思わず、きゅうと息を引き、馬蛤の穴を刎飛(はねと)んで、田打蟹(たうちがに)が、ぼろぼろ打つでしゅ、泡ほどの砂の沫(あわ)を被(かぶ)って転がって遁(に)げる時、口惜(くや)しさに、奴の穿(は)いた、奢(おご)った長靴、丹精に磨いた自慢の向脛(むこうずね)へ、この唾(つば)をかッと吐掛けたれば、この一呪詛(ひとのろい)によって、あの、ご秘蔵の長靴は、穴が明いて腐るでしゅから、奴に取っては、リョウマチを煩らうより、きとこたえる...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...つまり人間のからだにこたえるのは...
海野十三 「宇宙の迷子」
...踏みこたえるいとまもなく...
海野十三 「火星兵団」
...ひくい声でこたえるのです...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...「ブ・ブ・ブ……」と、父親がこたえる...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ねむい」
...少しはこたえるか...
中里介山 「大菩薩峠」
...「同じ位だね」と彼がこたえると「まあ...
原民喜 「秋日記」
...……その男が、どこの馬の骨かわからないやつに、自分の財産を……」しずかに、乾がこたえる...
久生十蘭 「金狼」
...タコが来た気配は手にこたえる...
火野葦平 「ゲテ魚好き」
...翌日の仕事にこたえる」「女房とも...
火野葦平 「花と龍」
...ああいう手合いには物の道理を言って聞かせてやった方がええのじゃ! 言葉ちゅうものは誰にだってこたえるものじゃ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...「旦那は人好きのするかただ」コスモはこんなお世辞にこたえることのできない男である...
マクドナルド George MacDonald 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...誰でも五月は体の工合にこたえるという話が出ました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...こたえるんですなあ...
三好十郎 「肌の匂い」
...」わたくしは童子が笑ってこたえるのを聞きました...
室生犀星 「あじゃり」
...それは長く続けるとひどくこたえるものだから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...頭の上にこたえる...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
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