...雛は親のふところにこそりこそりと潛(もぐ)りこむ...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...口でこそりっぱにあきらめたといっておっても...
高神覚昇 「般若心経講義」
...こそりともせず坐っている唖の娘とがいるばかりでした――自然は...
ラビンドラナート・タゴール Rabindranath Tagore 宮本百合子訳 「唖娘スバー」
......
種田山頭火 「行乞記」
...(五日)・かさりこそりと虫だつたか十月六日晴――曇...
種田山頭火 「其中日記」
......
種田山頭火 「草木塔」
...そこではこそりとも音はしなかった...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...森はしんしんとしずまりかえっておりおり杉の枯葉がこそりと落ちるばかり...
中勘助 「島守」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??