...飽(あく)まで合理的に真理を求めんとする心掛(こころがけ)――それでなければ神慮(しんりょ)には協(かな)わない...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...有っても一向心懸(こころがけ)のございません僕なんざ...
泉鏡花 「婦系図」
...――心掛(ここころがけ)の可(よ)い...
泉鏡花 「怨霊借用」
...かねてのお心掛(こころがけ)か...
泉鏡花 「海神別荘」
...いい こころがけだ...
五十公野清一 「一休さん」
...それは よい こころがけじゃ...
五十公野清一 「一休さん」
...諸君もそのこころがけでやってもらいたい」そのとき突然...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...それは感心なこころがけだ...
太宰治 「右大臣実朝」
...老人の俺に仕事をさせまいとする心掛(こころがけ)がよくわかる――...
徳永直 「麦の芽」
...始終こころがけてこの三百両を肌身につけて放さないということは...
中里介山 「大菩薩峠」
...ねがわくば山を山らしくまもることをこころがけたい...
中村清太郎 「山岳浄土」
...屋漏(おくろう)に愧(は)じずということ許(ばか)り心掛(こころがけ)たものと思われるから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...そんな心掛(こころがけ)は...
アナトール・フランス 岸田國士訳 「母の話」
...けれどもこれから先の男子はその位の心掛(こころがけ)がなければなりません...
村井弦斎 「食道楽」
...西洋婦人と日本婦人とは平生(へいぜい)の心掛(こころがけ)がそれほど違う...
村井弦斎 「食道楽」
...こころがけているのであるが...
山之口貘 「あとの祭り」
...女にはめずらしい堅固なこころがけだ...
山本周五郎 「日本婦道記」
...平常(ふだん)のお心懸(こころがけ)...
吉川英治 「剣の四君子」
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