...ここの所長をしている谷口利三郎(たにぐちりさぶろう)氏も出て来られて...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...ここの所は年寄の顔を立ててお貰い申したいね」要がもじもじしているひまに老人は手を鳴らしてお久を呼んだ...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...八月の末にここの所帯を畳んでしまって母親もいなくなったと言ったのは...
近松秋江 「狂乱」
...ここの所だけ「あコタン」と原語を入れたのでその時筆者と同行したS氏はそれを“或るコタン”と云ったのだと誤解してその著「伝説集」の中で「ある特別の部落」と書いておられる...
知里真志保 「あの世の入口」
...ここの所長に最も適任だということは...
戸坂潤 「社会時評」
...すぐにいかつい肩へ続いていた――ここの所は敏子そっくりだ...
豊島与志雄 「子を奪う」
...それよりも誰の作のここの所はこんな意味の浪漫的趣味で、ここの所は、こんな意味の自然派趣味だと、作物を解剖して一々指摘するのみならず、その指摘した場所の趣味までも、単に浪漫、自然の二字をもって単簡(たんかん)に律し去らないで、どのくらいの異分子が、どのくらいの割合で交ったものかを説明するようにしたら今日の弊(へい)が救われるかも知れないと思います...
夏目漱石 「創作家の態度」
...あんたはここの所から(樹立を指しながら)おかめの面をかぶって...
平林初之輔 「探偵戯曲 仮面の男」
...〔訳註2〕ここの所には第一版からのかなりの訂正削除がある...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ここの所おあわれみ下せえまして...
三好十郎 「斬られの仙太」
...イライラとここの所をゴムひもでくくられて...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...ここの所をお考え下せえまして...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...)ここの所一寸王が玉座に著いたと云う形だ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...ここの所一年程おとなしく喪に籠っていて...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...純粋小説論は哲学とここの所で一致して進むべきものと思うが...
「純粋小説論」
...古典ではここの所を...
吉川英治 「私本太平記」
...いずれにしても、ここの所では、遽(にわ)かに妻帯の披露もおかしい...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ちょうどここの所を……」「わたしではない...
リットン Edward George Earle Bulwer-Lytton 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
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