...自分の沽券(こけん)をあげるらしく思われる弟子に限って教育を与えることを以て面目とし...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...すぐにずっこける...
梅崎春生 「幻化」
...そしてやせこけて骨と皮ばかりになった足首を...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...なんてこけおどしな真似をするんだろうと...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...「世間虚仮(せけんこけ)...
高神覚昇 「般若心経講義」
...安楽そうに眠りこけていた...
太宰治 「姥捨」
...………」松雪院は又ころ/\と笑いこけた...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...苔(こけ)の上の足音のように伝わっていった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...頬のこけた禿頭(はげあたま)の貧相な男が汚れた縞(しま)の風呂敷包を店先に並べた古本の上へ卸しながら...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...それを痩(や)せこけた右の手先でしっかり握って...
中里介山 「大菩薩峠」
...すべて苔(こけ)やさびやの風情を愛し...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...痩せこけた、眼ばかり大きい、影のような老人だった...
久生十蘭 「地底獣国」
...ザマニロフカなんちゅう村はこけえらにゃねえだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...『虎経(こけんけい)』巻十に...
南方熊楠 「十二支考」
...『虎経(こけんけい)』に猴を厩に畜(か)えば馬のために悪を避け...
南方熊楠 「十二支考」
...岩の横の青い苔(こけ)の上に新しく来た公達は並んで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ときにはうっかり眠りこける...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...骸骨みたいに瘠せこけた青年で...
夢野久作 「ココナットの実」
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