...こうこうと鞴の音をさして居た...
伊藤左千夫 「姪子」
...それなら考古学者(こうこがくしゃ)が欲しいというかもしれません」「ははあ...
海野十三 「海底都市」
...煌々(こうこう)と点火したのであった...
海野十三 「鬼仏洞事件」
...そいつが聞きものだね」「好個(こうこ)の探偵小説だね...
江戸川乱歩 「一枚の切符」
...硝子の下と天井裏とに晧々(こうこう)と電灯が輝き渡っているんだから...
谷譲次 「踊る地平線」
...経遠(けいえん)至遠(しえん)広甲(こうこう)済遠(さいえん)は左翼...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...ようやく陶酔と恍惚(こうこつ)の境に入れようこと不思議と言わんばかりです...
中里介山 「大菩薩峠」
...煌々(こうこう)と明るくした部屋で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...最後に出京せし頃には病既に膏肓(こうこう)に入りて...
福田英子 「妾の半生涯」
...能(よ)くその所天(おっと)を援(たす)けて後顧(こうこ)の憂(うれ)いなからしめ...
福田英子 「妾の半生涯」
...玄関の左部屋には明かりがこうこうと輝いているが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...心の恍惚(こうこつ)となりてしばし佇みしこと幾度(いくたび)なるを知らず...
森鴎外 「舞姫」
...白痴(はくち)のように口をあいて恍惚(こうこつ)としていた...
吉川英治 「黒田如水」
...長らく江湖(こうこ)を流寓(りゅうぐう)のすえ...
吉川英治 「三国志」
...晃々(こうこう)...
吉川英治 「三国志」
...恍惚(こうこつ)――寂寞(せきばく)のなかに主客はややしばし唇(くち)をつぐみ合っていた...
吉川英治 「三国志」
...論功行賞(ろんこうこうしょう)をやったかれにはまた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...しばらく恍惚(こうこつ)となっていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索