例文・使い方一覧でみる「こいき」の意味


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...そうしてそれを小粋(こいき)な業だと信じていました...   そうしてそれを小粋な業だと信じていましたの読み方
太宰治 「おしゃれ童子」

...それから傍に脱ぎ捨ててあった弁慶格子(べんけいごうし)の小粋(こいき)なゆかたを坐ったままで素早く着込んだ...   それから傍に脱ぎ捨ててあった弁慶格子の小粋なゆかたを坐ったままで素早く着込んだの読み方
太宰治 「彼は昔の彼ならず」

...下町のひとのときには小粋(こいき)に...   下町のひとのときには小粋にの読み方
太宰治 「彼は昔の彼ならず」

...あれがまた小粋(こいき)だと言って...   あれがまた小粋だと言っての読み方
太宰治 「新釈諸国噺」

...まるで商家の若旦那(わかだんな)の如く小粋(こいき)であった...   まるで商家の若旦那の如く小粋であったの読み方
太宰治 「惜別」

...色の生(なま)っ白(ちろ)い奴! その色の生っ白い小粋(こいき)がった方が認めたのは...   色の生っ白い奴! その色の生っ白い小粋がった方が認めたのはの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...美化されて伝わったそんな小意気(こいき)なものでもなければ...   美化されて伝わったそんな小意気なものでもなければの読み方
長谷川時雨、三上於菟吉 「旧聞日本橋」

...家業は自分の夫の方が小粋(こいき)で...   家業は自分の夫の方が小粋での読み方
長谷川時雨 「流れた唾き」

...流れに面した小粋(こいき)な待合(まちあい)の一室で...   流れに面した小粋な待合の一室での読み方
火野葦平 「花と龍」

...表は小粋(こいき)な構えで格子戸を開けて...   表は小粋な構えで格子戸を開けての読み方
火野葦平 「糞尿譚」

...少し小意気(こいき)だというみなり...   少し小意気だというみなりの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...御龍のなめらかなひやっこいきめの間から段々自分の命を短くする毒気が立って居るらしく思われそのまっくらな森の様な気のする髪の中には蛇が沢山住んで居やしまいかと男は思った...   御龍のなめらかなひやっこいきめの間から段々自分の命を短くする毒気が立って居るらしく思われそのまっくらな森の様な気のする髪の中には蛇が沢山住んで居やしまいかと男は思ったの読み方
宮本百合子 「お女郎蜘蛛」

...小粋(こいき)な茶屋女に化けた一丈青と...   小粋な茶屋女に化けた一丈青との読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...一緒に出て行った小粋(こいき)なのがチラと目についた...   一緒に出て行った小粋なのがチラと目についたの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...ここだな」小粋(こいき)な細格子(ほそごうし)の中をのぞいたが...   ここだな」小粋な細格子の中をのぞいたがの読み方
吉川英治 「松のや露八」

...小粋(こいき)な中年増が...   小粋な中年増がの読み方
吉川英治 「山浦清麿」

...藍弁慶(あいべんけい)の素袷(すあわせ)に算盤縞(そろばんじま)の三尺帯をきりっと横締めにした小粋(こいき)な男である...   藍弁慶の素袷に算盤縞の三尺帯をきりっと横締めにした小粋な男であるの読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

...そのくせ楽天家でまた小粋(こいき)な人で...   そのくせ楽天家でまた小粋な人での読み方
吉川英治 「忘れ残りの記」

「こいき」の書き方・書き順

いろんなフォントで「こいき」


ランダム例文:
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